KCC for OB

慶応クルージングクラブOB会

Month: 3月 2016

KCCフェスティバル2016 開催決定!

KCC2016

 OB艇紹介《鬼っ子丸》!  

《 鬼っ子丸 》 1968年卒業メンバーから3代

                                 1970卒・伊藤英二 

 

鬼っ子グループ集合写真

 

鬼っ子丸の由来

我々はいずれヨットで世界周航の航海に船出する。その時には船名に“丸”がついていれば世界中の船乗りは、例えエンサインがなくても、ひと目で日本のフネとわかる。

MARU SHIP! これぞ日本船の象徴である。冒険心豊かな日本男児、そして、まわりの若者とはすこし異質であると自負する我々が乗る船の名前は、まわりと異質である子供を意味する“鬼っ子”が相応しいと考えた。それに日本船の象徴である“丸”を付けて“鬼っ子丸”とした。

 

鬼っ子丸シンボルキャラクター

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鬼っ子丸誕生・成長記

KCC OBの鬼っ子丸グループの面々が大学で初めて出会ってから50年余り!何と半世紀を越えています。

大学卒業後社会人になってから、自分たちのフネを持ちたいとの強い思いを実現したのは70年卒業の面々が24歳の時。今後は年齢と同じ長さ(フィート)のフネを持つ!との夢から1972年24歳の時に24フィートのBRISKでした。30歳になったら30フィート、50歳になったら50フィート!と夢は膨らみました。

現在メンバーはアラナナ(70歳周辺!)。残念ながら現在の鬼っ子丸は70フィートではなく、丁度その半分の35フィートのHanse で、艇名の由来である世界周航の夢とともに正に夢は半ばです。

夢は全て叶ってしまうと夢でなくなるので、夢半ばで丁度いいのかもしれません。

50年の長きに亘る鬼っ子丸のメンバーは各々の事情から、メンバーとしての参加の時期も期間も異なりますが3年次に亘る以下の面々です。

68年卒 金子嘉弘・服部芳明

69年卒 北川清・古賀則介・村田守弘

70年卒 伊藤英二・大鳥富士雄(故人)・大野拓司・尾形耕太郎・緒方信次・樫田善太郎・加藤直・鈴木厚次・辰巳重正・日比谷陽一良・

活動場所は1代目から変わらず係留場所である油壺。当時は油壺の係留権の入手は極めて

困難でしたが、KCC先輩の大沢さんのご尽力で、我々が学生時代に管理・運用を任されて

いたダモイの係留ブイを譲り受け今日に至っています。

ご存知の方も多いと思いますが、油壺係留の鬼っ子丸の最大のメリットは、学生時代か

ら慣れ親しんだ京急の赤い小屋(別名オニッコハウス)を我がクラブハウスの如く使えることです。

鬼っ子丸をポンツーンに横付けして鍋パーティーや夕暮れ時にワインのひとときを楽しん

でいます。これがKCC OBの他艇メンバーとの交流にも大いに役に立っています。

そんなひとときと交流が、現在も毎年続いている数世代に亘るKCC OBの海外でのベア

ボートチャーターによるクルージングの実現にもつながりました。

グループの活動は油壺を中心にして、伊豆の島々・伊豆半島・紀伊半島等に及び、

特に夏場のシュノーケリングとソーメンはオニッコ名物でしたが、子供たちも成人した最近は専らオニッコハウスを生かした油壺での宴会に次ぐ宴会です。

 

ほぼ半世紀に亘るフネの所有ですから、現在の鬼っ子丸Ⅶ に至るまでにはグループの所

有艇は以下の変遷を経ています。

1代目: BRISK 武市・村本事務所設計のブルーの24フィート(ツボイ造船)1972年

進水後半年余りで何と2度のデスマストを経験。設計者は設計ミスを認めませんでしたが、ツボイ造船の坪井社長が理解を示して次の2代目の艇と交換をしてくれました。

2代目: NZ T4 ニュージーランドの設計のブルーの24フィート(ツボイ造船)

当時流行のクウォータートンの意欲的な設計で当グループとしては珍しく

レースにも参加していた。

 

3代目: Blue Water 30 武市俊設計 レーサー仕様オレンジ色の新古艇

KCC先輩大沢さんから出物の30フィートがあると紹介され、メンバーの年齢も30歳に近づいていたので乗り換え購入。

鬼っ子丸3世BlueWater30

4代目: ナシ

 

5代目: ハヤシ30 林賢之輔設計の30フィートケッチ (1982年)

鬼っ子丸5世ハヤシ30ケッチ

加藤ボート製で完全なワンオフのカスタムボート

設計者は艇が重くなると反対したが、美しいチークデッキを張ったケッチ

当時熱海後楽園社長の田辺英蔵氏が主催した熱海ケッチレースでは2年連続ファーストホーム。

因みに現在も奄美大島で健在

 

6代目: Sweden Yacht 34 (1995年)

鬼っ子丸6世SwedenYacht34

日本では殆ど輸入実績のないSweden Yacht 34フィートの購入を決めたが、不安と期待からメンバーが建造中にスウェーデンの造船所を訪問。当時海外では珍しかったスターンのオーナーズチェア作成を依頼したり、寒冷地仕様のため窓のないスターンルームに、夏の暑い日本向けに窓をとりつけたりした。

最近のヨットでは考えられないが、ステンレスの故郷であるスウェーデンの金具の素晴らしさは抜群。10年以上経っても金具は錆びひとつ見られなかった。

 

7代目: Hanse 355 (2011年)

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現在は正に夢半ばである年齢半分の長さ35フィートのHanseです。

専ら宴会とデイクルージングに徹しています。

以上

2鬼っ子丸7世真鶴港にて

写真・樫田善太郎

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