2013年10月5日
マルコポーロ乗船記
77年卒 和田順一
10月に入ってグズつき気味の天気が続いていたが、今朝も雨音で目が覚めた。
年一回のKCC OB会マルコポーロ懇親会の日だが、まあキャビンは快適なので多少の雨は問題無い。最悪土砂降りになったらサザンの胸熱ポンチョのお披露目をしようなんてことを考えながら、鬼っ子丸地中海遠征報告会のリハーサルをやる。
今年はお台場から乗船する。
11時30分ゆりかもめの青海駅に到着。
北北西4.3m/s 気温18℃ 湿度93%。傘をさすほどではないが、霧雨が降っている。
02年卒の虫賀運営委員長が、水上バスの待合室で現役の3年檜森君、2年遠藤君、1年宮本君と進行の打ち合わせをしている
準備のために早めに来たけど、特にやることもなく、地中海報告会のアンチョコをネタに現役諸君に世界史のクイズ問題を出す。78年卒本田さん親子到着。
12時過ぎにマルコポーロが青海桟橋に接舷。
12時半より受付開始。OBおよびゲストのみなさん悪天候にも関わらず、続々到着。
福井先生は御夫婦でのご参加。
62年卒の成田さん、63年卒片桐さん、清水さん以下総勢54名のうち70年卒樫田さんファミリーがお孫さん含め14名と平均年齢引き下げに貢献。
トルコのことを色々教えていただいたUNIDOのゲレゲンさんは奥様と二人のお子さんとで参加。
今年は妙齢の美女が多かったとのもっぱらの噂。
それはさておき、美味しい洋食のビュッフェにワイン、ウィスキー、ジン、大吟醸、焼酎等。ビールは当然エビスとプレミアムモルツ!眺めているだけですっかり酔ってしまいました。
13時過ぎに予定より少し遅れて出港。
船はパレットタウン桟橋を離れ、昨年2月に開通した東京ゲートブリッジを目指す。
この橋は荒川河口にかかっているものとばかり思っていたが、実は若洲と中央防波堤外側埋立地(お台場の南の埋立地)を結んでいるのだねということを初めて認識。
先月決まったばかりの2020年東京オリンピックでヨットハーバーになるという中央防波堤の水路を城南島方向へ抜けたあとマルコポーロは北上する。
とその時、天王洲方面から帆船日本丸が南下して来るのに遭遇。すかさず転針して並走する。マルコポーロの女性が手を振ると、日本丸のクルーも手を振る。男性が手を振ると、みなさん出港作業で忙しそうにする。
停泊中の帆船を見る機会はあるが、動いているのをこんなに間近に見るのは初めてで、みなさんしばし大感激。
船はお台場海浜公園前からレインボーブリッジを抜けて、もとの青海の桟橋に近づいたところで、先ずは現役の夏クル報告会。今年は諸磯→下田→新島→大島→諸磯を虫賀、
檜森、遠藤の三名で無事六日間走りきったとのことで、心なしか檜森主将がたくましくなったような気がする
次に鬼っ子丸地中海遠征報告会。69年卒北川さん、70年卒伊藤さん、樫田さん、大野さん、72年卒吉川さんと私の六名で南トルコ沿岸の地中海とエーゲ海を
八日間で約170マイルを走ったこととクレオパトラの浴場などを報告
15時になり、船が桟橋に接舷し下船の時間となりました。
毎年採算度外視で船を出してくれる66年卒大澤船長ご夫妻、主催者KCC OB会会長の80年卒兼藤さん並びに今日の準備と進行をしてくれた虫賀実行委員長と本田さん、現役のみなさん楽しかったです。ありがとうございました。
このOB会定例行事とKCC現役の活動が末永く続くことを願いつつ、来年はもっとたくさんのOB諸氏のマルコポーロご参加をよろしくお願いします。